6月に入り始めての楽園入りです。
先日の楽園塾では、雑草について話しました。
自然農では、雑草も虫も敵としません。ありがたい大地からの恵みなんですが、世間一般の常識では、なかなか理解が得られないところです。私たちの暮らしは、知識・ノウハウばかりが優先され、五感という感性を養う機会が少なくなってしまいました。
現代社会の教育を考えますと、子供たちの創造力の芽を摘んでしまう環境に置かれていることが懸念されます。
ここ楽園塾では、ノウハウなどの教え込みはせず、自然農のルール(耕さない、持ち込まない・持ち出さない、草や虫を敵としない)を伝え、土と種を実際に蒔く体験を尊重しています。
体験後の個々人の意見もそれぞれですが、全員の方々が土に癒された、小さな生命と触れ合うことができたという実感を持ち帰っていただいているようです。自然と畏敬の念を抱くとこにつながっていくのでしょう。
「小さな農」とは、思想であり哲学なのでしょう。
小さな子供達が後先を考えずに無我夢中になって遊ぶ状態と同様の感性が、ここにはあるのかと思います。
感性を大切にしていきたいです。
夕刻前の楽園時間を楽しみました。
三寒四温の季節ですが、畑の隅ではフキノトウが芽吹いていました。ギフトエコロジーを体感できる自然環境に感謝ですね。
この心地よい時間と場を都市に暮らす人達にも体感していただきたいと思います。種を蒔き、のんびり会話を楽しみ、その季節に採れる野菜での野外料理を食す時間。全ては繋がりの中で生き、循環しているこを伝えていけたらと思います。
楽園の日(3月12日)、ジャガイモの植え付けや野良作業を予定しています。どうぞ、気軽にお越し下さい。
今日は、楽園で過ごす1日でした。
自然の中で過ごすひとときは、日常の悩みごとなどもすっかり忘れてしまい、とても気持ちの良い癒し効果があります。
都市の暮らしにも、土に触れ合う機会の必要性を感じています。こうした環境で過ごすことを、多くの方に体験していただきたいものです。
楽園塾では、一人ひとりの感性からの学びを大切にしています。自然農の土と触れ合うとたくさんの気付きをいただくことが出来るのではないでしょうか。
楽園セラピーにお越しください♪
楽園の日(3月12日)、ジャガイモの植え付けや野良作業を予定しています。
楽園にも春の音が聞こえてきました🌱
自然はしっかりと季節を感じ動き始めています。
畑の周りではフキノトウが見られるようになりました。
春はジャガイモの植え付けからはじまります。
そろそろ夏野菜の苗作りの準備です。
ギフトされた種たちが、楽園でのびのびと育むことを想像しながら、苗作りに取り掛かるとしよう!
次回の楽園の日(3月12日)にもジャガイモの植え付け予定です。ギフトメンバー募集中♪
2017年の楽園塾がはじまります。
今年の開催方法は、月1程度のオープンデーでの開催を行います。
去年から取り掛かっている楽園小屋の整備は、農閑期中に屋根等を取り付ける計画でした。今週末は楽園塾の開催予定日でしたが、あいにくの雨予報でしたので中止にし、午後からの雨までの作業とし、一人DIYの日となりました。
この小屋作りに協力をいただきました仲間のご指導を思い出しながら、屋根作りの構造を調べ、失敗をしながらも、なんとか完成‼︎
これで、小雨程度なら自然農やパーマカルチャーなどの座学(みんなでシェアリング)も出来そうです。
次回は、物置内の棚作り等をしていきます。
春の楽園塾が楽しみです♪
第1期の塾生との学び、最終回を迎えました。
春からの種まき、生育管理、そして秋の収穫へと四季を通じて、個々の感性により学び合い、楽園畑で繰り広げられた一人ひとりの記憶を振り返る1日となりました。
皆んなで里芋を掘り上げ、葉野菜なども収穫して芋煮会をしました。薪ストーブに薪を組み、ほっこり温まりながらの食の団欒。
塾生に”真琴”という楽器の生演奏をしていただき🎶素敵な音の世界も楽しんだ。
そして最後に、春からの振り返りを塾生のファシリにより、みんなの想いを共有することができました。付箋に書き出された想いは共通することが多かった。
一期は終了しましたが、一緒に学んだみんなは仲間であり、またいつでも遊びにくることができます。そして、来期に備えて、冬の楽園塾DIYワークショップをしたいと思います。
今後も、都市を耕す活動は続きます。
都市の暮らしでは、時間に追われ競い合う社会システムに身を置かれていますが、土に触れる小さな農に出会い、ゆっくり育つ植物たちを見守ることから、時間と競争から抜け出すことができます。
楽園畑では秋冬野菜がゆっくりと生育中です。畝にはブロッコリー、キャベツ、白菜、小カブ、ロメインレタスなどに彩られています。多種多用な植物が共生する世界では、競う姿は見ることがありません。これからの社会では多様性のある関係性が大切です。
1期の楽園塾は、来月で最終回となります。小さな場からでも農的コミュニティが創造できることを実践してみたくてはじめた学びの場、来期も楽しくワイワイと農を体験していきたいと思います。
農閑期となる冬は、小屋周りのDIYワークショップや薪ストーブで暖をとりながらの鍋会や演奏会を楽しみたいです。
自然界では、冬支度が始まっています🍁
都市郊外に生命を感じる場を創ろうと始めた自然農の畑「小さな楽園」とは、土の世界から"農の本質"を知る。つまり、"生命を知る"ことを学び合おうという意味で名付けました。
センス・オブ・ワンダー、頭で考えず、五感という素晴らしい感性から学ぶ場を目指しています。
《農の本質は「生命」であること》
「われわれは天地自然のあたたかきふところにおいてのみ、その生のやすらかなるふるさとを見出すことができる。「土」はじつに生命の根源である。土を亡す者は一切を亡す。われわれは今やまさに土に帰らねばならない。そして一切を土の安定の上に築きかえなくてはならない。土に帰れ、土に帰れ。土に帰ってそこから新たに歩みだそう。それのみが農だけでなく、都市と全国民社会を救う道である。そこからのみ、資本主義社会にとって代わるべき厚生主義社会が生まれ出るのである。」(『農村学』より)
「土を凝視するとは、そこに労働手段を見るのではなく、天地自然を、そして我々人間を見ることである。」(『農本建国論』より)
都市での小さな農を通して、意識を変えて行くことは出来ると思います。
次の社会を見据えて行動しましょう。
昨日は、毎月定例の楽園塾開催日でしたが、生憎の天候で止む無く延期でした。今日は曇天下で、ひとり楽園作業です。
今年は大豆の生育が順調です。鞘に実がつきだしました!
例年だとホソヘリカメムシにやられてしまい鞘に実が入らないことがほとんどでした。
塾生と一緒に所狭しと大豆を蒔きました。少しは枝豆で食し、残りを味噌づくりに。次回の楽園塾で収穫と枝豆パーティーができるといいです。
冬の農閑期は、楽園小屋での味噌づくりワークショップを企画中です♪